抜毛症とは 原因・対策・病院・治療法について
抜毛症という言葉を聞いた事がありますか??
抜毛症(ばつもうしょう)とは、正常な毛を引き抜いてしまう癖によって脱毛班ができてしまう精神疾患の事です。
抜毛癖とも呼ばれ、主に髪の毛を引き抜く症例が多いようです。本人が無意識の内に抜いている場合が多く、癖という事でなかなか治らない症状だと言われています。
癖(クセ)とは、人間が無意識、もしくは強く意識する事なく行う習慣的な行動の事です。
人間には人によって様々な癖があります。すぐに思いつく癖には、髪をかきあげる癖、爪をかむ癖、貧乏ゆすりなどは皆さんの周りにもいるのではないでしょうか。抜毛症とは、これと同じで髪を抜いてしまうという癖なのです。
頻繁に髪をかきあげても、貧乏ゆすりをしても後には何も残りません。
爪をかむ人は、爪の形が変わったりしてしまいますが、かむ爪がなくなればかむ事ができません。
抜毛癖の恐ろしいところは、抜いても抜いても髪の毛はあるのです。
そして抜きまくった結果、髪が成長するスピードより抜くスピードが上まってしまい、抜いた箇所が脱毛症のようになってしまうのです。
抜きやすいという事で利き腕で前頭部の髪を抜くというパターンが多いので前髪が利き腕側に沿って脱毛してしまう症例が多いようです。
抜け毛といえば誰もが嫌のものです。少しでも抜け毛の量を減らそうと色々やっている人が多い中、自分で毛を抜いてしまうという抜毛症という病気もあるのです。
抜毛症の起きやすい年代と原因
抜毛症は20代までの若い年代に起こりやすいと言われています。
内気な子供に多く、日常生活で困難に直面した時にたまるストレスが引き金になっているとは言われていますが詳しくは原因が解明されていないのが事実です。
また最近では神経細胞と脳のコミュニケーションの一部に支障があるため起こるという説もあるようです。
原因が分からないからこそ、悩まれる方も多いようですね。
抜毛症の治療法
「癖だからしょうがない」ではすまされません。
1本や2本抜くぐらいでしたら問題はありませんが、長時間に渡って抜く場合や脱毛の症状が見られた時は心理カウンセリングや精神神経科の受診を急ぐべきです。
仮に地肌の見える脱毛症状だったとしても癖さえ止める事ができれば、また髪の毛が生えてくる事が多いようです。
どこを受診したらいいかわからない場合は、総合病院の受付でたずねてみましょう。
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